一段と冬らしい寒さになってきました。
事務所では比較的薄着ですが、
外へ出るときはしっかりと着込んで立ち向かいます。
さて、
岐阜県で昨年お引渡しをしたOB様のお家に入居後のインタビューで伺ってきました。
岐阜県でも西濃や中濃地方は小牧支店のスタッフで対応させてもらうことが多いです。
長閑な山間に立つ家は、開放的な勾配天井の吹抜と薪ストーブがある素敵な空間です。
気さくなご夫婦が快くインタビューに応じてくださり、住み心地を色々と教えてくださいました。
住んでみて分かることって結構あります。設計として大変参考になるお話です。
また、撮影日はあいにくの雪模様。。11月だったのですが今年一番の寒さがやってきた日。
正直撮影には向いてないのですが、薪ストーブもあり室内はかなり快適でした。
警戒して着込んでいた私は少し暑くなり、途中で汗をかき2枚ほど脱ぐ始末。
外の環境に左右されず室内が快適ってすごく大切で幸せです。
インタビュー内容は順次YouTube等にもアップされていきますので是非ご覧ください。
黒柴かわいかったー
寒くなり空気が澄んで空が綺麗に見える季節になりましたね。
こんにちは。設計の田口です。
そんな寒空の中、念願のチームラボさんのボタニカルガーデンに行ってきました。
時期ですね。電飾系連チャンです。
チームラボさんの演出で夜の長居植物園全体が異空間になっています。
おそらく一番インパクトがある「風の中を散逸する鳥の彫刻群」をはじめ
14の作品が園内の至る所に結構な規模で配置されていて圧巻です。
園内ではアプリで作品の説明を見ながら自由に楽しめます。
普段関わっている家や建物などの閉ざされた空間ではなく、
外に開かれた空間が、光をテーマにしたアートによって
触れたり、音を鳴らしたり、風や動物の動きや環境の変化に応じで変わる演出が大変魅力的でした。
ぜひ興味がある方は行ってみてください。大阪です。
朝晩少し冷えるようになり、
ようやく上着を羽織るようになりました。
こんにちは。設計の田口です。
今年は住んでいる町内で役を貰っていまして
氏神様の大祭に向けた準備に励んでいます。
建築でも祭事で縁のある神事。
私も小さい頃から祝詞を聞いて育ちましたので、
自然と神社を身近に感じています。
さて、今回作成したしめ縄は境内に張り巡らす細いものです。
地域の農家さんが大切にしめ縄専用に育てた稲から
総出で縄を綯います。
しめ縄は、私たちが普段慣れている右巻きとは区別されていて
左巻きになっているそうです。知らなかった。
多少不恰好ですが、雨風に晒されて馴染んでいくと思います。
貴重な経験ができました。
すっかり夏らしい太陽と
しっとり譲らない梅雨に
身体がやられてしまいそうな田口です。
さてさて、今日は単位のお祝いについて。
人の成長過程でのお祝いで思い浮かぶことは、誕生日や入園、入学、卒業など何かの節目が多いです。
決まった節目でなく、それぞれ違った成長度合いでいつの間にかやってくるメーターの扉。
多くの人が気づかぬ間に過ぎていく身長1メートルという単位に成長した事を
大々的にお祝いしても良いのではないかというご提案。
その名も『1 Meter Party』
センチメートルからメートルへの大きな一歩。
ぜひ1Mのケーキや1Mのブロック、1Mのトンネルを作ってお祝いしてみてください。
なにか新たな価値観が生まれるかもしれません。。
PS これには元ネタがありまして
10年ほど前に開催された単位展で見かけたオランダのアーティストさんの作品です。
とても素敵だなーと心に仕舞っていました。
4月、新しい年度がスタートしました。
一区切りつけて、新たな気持ちになれる良い季節です。
少しだけ軽やかな気分の田口です。
さてさて今日は少しワイルドな丸太の話です。
内装に丸太を使ったLDKにしたい!から始まりました。
雰囲気はヨーロッパの田舎の様な感じ。
木造の家づくりには加工がし易い角材が多く使われています。
角材にするためには伐採した木の皮を剥がし製材するという作業が行われています。
しかし、
今回の要望は皮も残っているような荒々しい丸太そのままが良いということ。
・・・悩みます。
雰囲気からも輸入材にはなりますが米松にすることに。
港に入荷されたばかりの丸太の選別から行います。
・・・・ワイルド。
皮の色や表面の状態、形や大きさをみながら直径40cm程度の丸太を選びました。
プレカット工場に運んで、どこにどの材料をどういう角度で使用するかをお施主様にも同席してもらい決定します。
床を支える梁材が3本、柱材が1本です。
他の材料と比べてもかなりの大きさ。立派です。
機械では到底加工できませんので特殊材を扱う作業場で大工さんの手作業で加工されていきます。
これは床を支える梁に使う3本。
3方が平らに削られていますが、削られていない面が下で見える所になります。
建て方は無事に進み、丸太も家の一部となりました。
紅白幕が巻かれているのが丸太の柱です。
特に他の柱材が華奢に見えてしまいますが、丸太が立派すぎるためでご安心ください。
構造計算をして耐震等級も確保されています。
黙々と造作を進めてもらい。無事に完成することができました。
天井はビンテージ加工された羽目板を使用。
間の角材の梁は塗装で調色しました。丸太の皮の部分はそのまま。
ヨーロッパの田舎の雰囲気出てますよね。素敵なLDK空間です。
こちらのお家、随所にこだわりが満載なので改めてどこかでご紹介させてもらいます。
写真を少しだけつけておきますのでお楽しみに。
ではでは。